明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年を両親とともに実家、東京で迎えることができました。日本の家族や友人から多くの刺激とエネルギーをもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。また気分新たに、今年も精いっぱい作品と向き合いたいと思います。
実家を整理していて昔の美術の教科書が出てきました。読み返し、いろいろ共鳴。今だから理解できることがたくさんですね。
そこにロダンの言葉がありました。芸術は、世界を理解しようと努め、またそれを理解させようと努める、そうした思想の行使なのですから、人間の最も崇高な使命なのです。
スペインの作家アントニオ・ロペスが 医者という職業が社会に有益な役割があるように、絵描きという職業にもそれがある と以前言っていました。まさにそういうことだなと思います。
2022年 1月20日 バルセロナ
小川恵子